Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)という怪しい案件ご存じですか?
当社スタッフが実際に潜入調査をしてきたその実態を詳しく解説していきます。
🔰この記事でわかること🔰
- Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)は稼げる副業なのか?
- 口コミや評判はどうなのか?
- 運営会社は信用できるのか?
「副業」この言葉に振り回されすぎていませんか?
- 【潜入調査】AI自動売買「Yenno Xylos」――免責事項に運営自身が書いていた”答え”
- 核心①:広告本文と免責事項が正反対のことを言っている
- 核心②:経営陣3名「レヴァンドフスキ/オコナー/コールドウェル」は誰なのか
- 【数学的検証】「日利5%」を電卓で回すと、どこにたどり着くのか
- 「250 ¥」という表記が暴く、多言語テンプレートの正体
- ドメイン取得は2026年8月11日、有効期限は1年|使い捨てを前提とした設計
- 運営者情報の正体|特定商取引法に基づく表記が存在しない
- 「4.7点/189件のレビュー」が表示されるのに、レビューが1件も読めない
- yennoxylos.com と yenno-xylos.com|「偽サイトに注意」と自称するドメインの二重化
- 入金後に何が起きるか|出金拒否フェーズの典型シナリオ
- すでに入金してしまった方へ|今日から取れる5つの行動
- 【結論】当社スタッフの最終評価|運営自身が実在を否定した先へ、資金を送る理由はない
- 【よくある質問】Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)に関するFAQ
- 関連記事|あわせて読みたい潜入調査レポート
- Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)関連の公的情報源・相談窓口
- ご相談をお待ちしております
【潜入調査】AI自動売買「Yenno Xylos」――免責事項に運営自身が書いていた”答え”
「AIが暗号資産を自動で売買し、精度85%で堅実なリターンを積み上げる」――SNS広告やニュース風のバナー広告からこの文言に触れ、当社スタッフのLINE相談窓口に「登録してもよいものか」というご相談が届いた案件がYenno Xylos(イェンノ・ザイロス)です。
この手の海外系AI自動売買プラットフォームは、当社でもこれまで何十件と調査してきました。通常であれば、私はまず運営会社の登記を洗い、代表者の経歴を追い、金融庁の登録一覧と突き合わせる、という手順を踏みます。しかしYenno Xylos(イェンノ・ザイロス)については、その手順に入る前に決着がついてしまいました。公式サイトの免責事項に、運営自身がこう書いていたからです。
- 「当サイトに表示されている名称は、特定の事業体、サービス提供者、または実在の個人の存在を示すものでも、示唆するものでもありません」
- 「掲載されている写真や動画は純粋にプロモーション目的で、プロの俳優が出演しています」
- 「当社は金融サービス事業者ではなく、金融アドバイスを提供する資格も有していません」
トップページには、マイク・レヴァンドフスキ(CEO)、リアム・オコナー(事業開発担当バイスプレジデント)、イーサン・コールドウェル(最高財務責任者)という3人の経営陣が、顔写真つきで並んでいます。ところが同じサイトの免責ページには「表示されている名称は実在の個人を示すものではない」「出演者は俳優」と書かれている。つまり、経営陣の存在をサイト自身が否定しているのです。
本記事では、この構造をさらに掘り下げます。「日利5%」を電卓で回すとどうなるのか、「250 ¥」という奇妙な最低入金額表記が何を意味するのか、ドメイン取得日が2026年8月11日であること、そしてyennoxylos.comとyenno-xylos.comという2つのドメインが並存している問題まで、一つずつ検証していきます。





核心①:広告本文と免責事項が正反対のことを言っている
Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)のサイトは、上から下まで読むと途中で語り手が入れ替わる構造になっています。上部は投資家向けのセールス、下部は運営の法務担当が書いた自己防衛文です。この2つを並べると、次のような対照表になります。
| 広告本文(上部)の主張 | 免責事項(下部)の記載 |
|---|---|
| AI取引パフォーマンス率「精度85%」 | 算出根拠・検証データの提示なし |
| 経営陣3名を実名・顔写真つきで掲載 | 「名称は実在の個人の存在を示すものではない」「出演者はプロの俳優」 |
| 「堅実なリターン」「短期間で利益が得られる」 | 「金融サービス事業者ではなく、金融アドバイスを提供する資格も有していない」 |
| 4.7点・189件のレビュー・247件の評価 | レビュー一覧そのものが非表示で、個別の内容を閲覧できない |
| Coinbase・Binanceなど著名企業のロゴを掲載 | 正式な提携関係を示す文書・発表は確認できず |
ここで重要なのは、免責事項が後付けの言い訳ではなく、法的には運営側にとって最も有利な”事前の免責”として機能するという点です。もし利用者が「経営陣がいると信じて入金した」と主張しても、運営は「免責事項に実在を示すものではないと明記していた」と反論できます。つまりこの免責文は、被害者が発生することを前提に、あらかじめ用意された盾です。
当社スタッフの見立てとしては、この構造こそがYenno Xylos(イェンノ・ザイロス)の本質です。「詐欺かどうか」を外形から議論するまでもなく、運営自身が「ここに書かれている会社も人も実在を保証しない」と宣言している場所に、自分のお金を送る合理的な理由が一つも存在しない――これが結論の骨格になります。
核心②:経営陣3名「レヴァンドフスキ/オコナー/コールドウェル」は誰なのか
私は掲載されている3名について、それぞれ独立に調査を試みました。結果を先に申し上げると、3名とも、暗号資産業界・金融業界における実在の人物として特定できませんでした。
- マイク・レヴァンドフスキ(CEO):氏名で検索しても、Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)のサイト以外に経歴・登壇歴・所属企業を示す情報が出てきません。LinkedIn等のビジネスSNSにも該当プロフィールを確認できず。
- リアム・オコナー(パートナー/事業開発担当バイスプレジデント):同様に、当該役職での実在を裏づける外部情報がありません。
- イーサン・コールドウェル(パートナー兼最高財務責任者):同上。CFOという財務責任者ポジションでありながら、監査法人・金融当局・業界団体のいずれにも痕跡がありません。
加えて、検証系サイトからは「掲載されている経営陣の画像はAI生成のイラストとみられる」という指摘も出ています。運営自身が免責で「プロの俳優が出演している」と書いていることと合わせると、顔写真の出所は(a)ストックフォト、(b)俳優の撮影素材、(c)AI生成画像、のいずれかということになります。どれであっても、そこに映っている人物が事業の責任を負う立場にないことに変わりはありません。
暗号資産という高リスク資産を、他人の資金でAIに運用させるサービスにおいて、CEOとCFOが誰なのか特定できないというのは、致命的というより「そもそも事業として成立していない」水準の欠落です。金融の世界で最初に見られるのは、商品性でも利回りでもなく「誰がやっているか」です。そこが空白の商品には、値段のつけようがありません。
【数学的検証】「日利5%」を電卓で回すと、どこにたどり着くのか
Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)のサイトには、入金額を打ち込むと将来の資産額を表示する「シミュレーター」が設置されています。私が実際に触ってみたところ、250を入力して50日後を指定すると「2,867」という数字が表示されました。
この2つの数字から、シミュレーターが何を計算しているのかを逆算できます。
- 2,867 ÷ 250 = 約11.47倍
- 50日で11.47倍になる日次成長率 r は、r = 11.47の50乗根 = 約1.05
- すなわち、このシミュレーターは「日利5%の複利」を前提に計算している
では、この日利5%複利を、そのまま期間だけ延ばすとどうなるか。ここからが本題です。
| 運用期間 | 倍率(日利5%複利) | 元本250円が到達する額 |
|---|---|---|
| 50日 | 約11.5倍 | 約2,867円 |
| 100日 | 約131倍 | 約3万2,900円 |
| 200日 | 約1万7,300倍 | 約432万円 |
| 365日(1年) | 約5,440万倍 | 約136億円 |
元本250円が、1年で136億円になります。仮に元本を100万円にすれば、1年後は54兆円です。日本の国家予算をおよそ半分ほど賄える規模になります。
もちろん、こんなことは起こりません。日利5%という数字は、そもそも「短期なら現実的に見えるが、期間を延ばした瞬間に破綻する」という性質を持っています。そして、この種のプラットフォームがシミュレーターの期間を50日や90日といった短いレンジに制限しているのは、まさにこの破綻を利用者に気づかせないためです。私が期間を1年に延ばして計算したのは、そこに答えが出るからではなく、「延ばせないように作られている」ことを可視化するためです。
ついでに、もう一つの看板数字「精度85%」にも触れておきます。トレードにおける「勝率」と「収益性」は別物です。勝率85%でも、1回の負けで15回分の利益を吐き出す損益比なら、トータルはマイナスになります。勝率だけを提示して損益比(平均利益÷平均損失)と最大ドローダウンを提示しないのは、成績開示として意味をなしません。Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)のサイトには、この2つの数値がどこにも見当たりませんでした。





「250 ¥」という表記が暴く、多言語テンプレートの正体
私が最初に「これは日本向けに作られたサービスではない」と確信したのは、最低入金額の表記でした。サイトには「初回に250 ¥を入金すると実取引を開始できます」と書かれています。
日本語として読めば「250円」です。しかし、250円で始められる暗号資産のAI自動売買など、手数料構造上まず成立しません。一方、この種の海外プラットフォームで世界標準的に使われる最低入金額は「250ドル」または「250ユーロ」です。つまり、元の英語版テンプレートにあった「$250」「€250」の数値だけがそのまま残り、通貨記号だけが日本語版で「¥」に機械的に置換されたと考えるのが、最も整合的な説明です。
これが意味するのは、Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)が日本市場向けに設計された固有のサービスではなく、多言語展開用のテンプレートを日本語に流し込んだ量産型の一つであるということです。実際、検証系サイトからはドメインの国コード設定が「tr」(トルコ)になっているという指摘も出ています。日本語のサイトで、日本の利用者に日本円を入金させながら、内部設定はトルコ。この不一致は、単なる設定ミスではなく、同じ雛形を国ごとに複製して回している運用形態を示唆します。
そして、量産型であることの実害は明確です。「250円だと思って気軽に入金ボタンを押したら、実際には250ドル(約4万円弱)が請求される」という事故が、構造的に起こり得ます。表示通貨と請求通貨が食い違うプラットフォームで、金額欄を信用してはいけません。
ドメイン取得は2026年8月11日、有効期限は1年|使い捨てを前提とした設計
Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)のドメインは、WHOIS上2026年8月11日に取得され、有効期限は取得から1年後に設定されていました。私が調査した時点で、公開からわずか1週間〜1ヶ月程度です。
ここで確認していただきたいのは、ドメインの有効期限の設定です。長期的に事業を続ける意思のある運営は、ドメインを2年、3年、5年、10年といった単位でまとめて更新します。これは信用の問題であると同時に、ブランドを守るための実務です。逆に、1年しか押さえないというのは「1年後に自分たちがこのドメインを使っているか分からない」という判断の表れです。
そして「精度85%のAIが堅実なリターンを積み上げる」と謳うサービスが、実績を語れる期間をまだ1ヶ月も持っていないということも直視すべきです。85%という数字は、いつからいつまでの、何回のトレードを母数とした数字なのか。開設1ヶ月のサービスに、統計的に意味のある成績など存在し得ません。
運営者情報の正体|特定商取引法に基づく表記が存在しない
当社スタッフは、投資系の案件を調査する際、必ず特定商取引法に基づく表記と、金融庁の登録業者一覧を突き合わせます。Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)については、特商法表記のページ自体が確認できませんでした。
特定商取引法に基づく表記|事業者情報の整理
| 事業者名 | 記載なし。免責事項に「表示されている名称は特定の事業体の存在を示すものではない」と運営自身が明記 |
|---|---|
| 法人番号 | 記載なし(日本法人としての登記を確認できず) |
| 設立日 | 記載なし(ドメイン取得は2026年8月11日、有効期限は1年後) |
| 代表者 | サイト上はマイク・レヴァンドフスキ(CEO)等3名を掲載。ただし免責で「実在の個人を示すものではない」「出演者はプロの俳優」と否定 |
| 所在地 | 記載なし(国名・都市名すら明示されていない) |
| 電話番号 | 記載なし |
| メールアドレス | info@yennoxylos.com(独自ドメインだが、連絡手段がメール1本のみ) |
| 販売価格 | 「初回250 ¥で実取引を開始できる」と表示。実際の請求通貨・請求額は登録前に確定できない |
| 引渡時期 | 記載なし(口座開設後、担当ブローカーが割り当てられる旨のみ。ブローカー名は登録前に不明) |
| 支払方法 | クレジットカード、銀行振込、PayPal と記載 |
| 返金条件 | 記載なし。出金条件・出金手数料・最低出金額を定めた規約が確認できない |
| 業規制関連 | 金融庁の登録業者一覧に該当なし。暗号資産交換業・第一種金融商品取引業・投資助言代理業のいずれの登録も確認できず。運営自身が「金融サービス事業者ではない」と免責に記載 |
この表で決定的なのは、最下段です。日本の居住者に対して暗号資産の交換・売買や、投資の助言を業として行うには、金融庁(各財務局)への登録が必要です。登録がないということは、日本の利用者に対して、業として提供してよい形になっていないということです。そしてトラブルが起きても、日本の金融当局が監督権限を及ぼす相手が存在しません。
もう一点、実務上きわめて重い問題があります。それは「実際に資金を預かる担当ブローカーの名称が、登録前には分からない」という構造です。この形式は、プラットフォーム側が「自分たちは紹介しただけ」と責任を切り離すために使われます。入金先が誰なのか分からないまま入金する――金融取引として、これ以上に危険な形はありません。
所在地のGoogleマップ|地図に打ち込むべき住所が存在しない
当社スタッフは通常、この位置に運営会社の登記住所をGoogleマップで埋め込み、「レンタルオフィスだった」「住宅街の一軒家だった」といった実態を可視化します。しかしYenno Xylos(イェンノ・ザイロス)については、国名も都市名も番地も一切公開されていないため、地図による実態検証が物理的に不可能です。
あえて申し上げれば、これは「住所が怪しい」より深刻な状態です。住所が書いてあれば、少なくともその場所に何があるかを確認し、記載の真偽を判定できます。住所が最初から存在しない場合、判定する対象すら与えられません。暗号資産という国境をまたぐ資産を扱いながら、拠点となる国さえ明示しない――この一点だけでも、資金を預ける対象から除外する十分な理由になります。
「4.7点/189件のレビュー」が表示されるのに、レビューが1件も読めない
Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)のサイトには、「4.7の点数、189件のレビュー・247件の評価に基づく」という評価スコアが表示されています。私はこの内訳を確認しようとしました。
結果、レビュー一覧そのものが非表示で、189件の個別レビューを1件も読むことができませんでした。クリックしても展開しない、外部のレビュープラットフォームへのリンクもない。つまり、この4.7という数字は検証不能な自己申告です。
さらに私は、サイトの外側でも探しました。X(旧Twitter)、掲示板、ブログ、海外のレビューサイト。しかしYenno Xylos(イェンノ・ザイロス)を実際に利用したという第三者の投稿は、1件も見つかりませんでした。「良い口コミがない」のではなく、「良いも悪いも、利用者の痕跡が存在しない」という状態です。
ここは冷静に評価すべきポイントです。開設から日が浅いサービスに口コミがないこと自体は、必ずしも不自然ではありません。問題は、口コミが存在しないのにサイト上には189件のレビューが表示されているという矛盾のほうです。実在しない189件を掲げるという判断ができる運営が、他の数字――85%の精度、日利5%のリターン――だけは正直に出していると考える根拠は、どこにもありません。
yennoxylos.com と yenno-xylos.com|「偽サイトに注意」と自称するドメインの二重化
調査の過程で、私はもう一つ気になる事実に行き当たりました。Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)を名乗るドメインが、ハイフンの有無違いで複数存在しているのです。そして一方のサイトには、「当社を装う非公式サイトの存在を確認しています」「インターネット上で虚偽または誤解を招く情報が投稿・拡散されています」という趣旨の注意喚起が掲示されています。
この構図には、2つの読み方があります。
- 読み方A:本家が実在し、模倣サイトが後から現れた。この場合、利用者は「どちらが本物か」を自力で判定しなければならず、判定材料(登記・住所・登録番号)がそもそも公開されていないため、判定は不可能。
- 読み方B:同一の運営が複数ドメインを並行運用しており、一方が悪評を集めたら他方へ誘導する、あるいは「偽サイト注意」の掲示によって否定的な検証記事を”偽情報”として無効化する。
どちらの読み方を採っても、利用者にとっての結論は同じです。「本物と偽物を見分ける手段が利用者側に与えられていない」以上、どちらにも入金してはいけません。正規の金融事業者であれば、公式サイトの真正性は登録番号・登記情報・監督官庁の公表資料によって第三者的に確認できます。それができないサービスにおいて、「こちらが本物です」という自己申告に意味はありません。





入金後に何が起きるか|出金拒否フェーズの典型シナリオ
当社スタッフがこれまでに受けた同型案件のご相談から、入金後の展開には共通のパターンがあります。Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)に入金を検討している方は、先にこの流れを知っておいてください。
- フェーズ1|少額入金と含み益の表示:最低額を入金すると、管理画面上の残高が順調に増えていきます。この段階での「利益」は、あくまで画面上の数字です。
- フェーズ2|担当者からの増額提案:「今の相場なら追加入金でリターンが最大化できる」「上位プランに移行すればAIの精度が上がる」といった連絡が届きます。少額でも一度出金に成功させて信用を作るケースもあります。
- フェーズ3|出金申請の保留:本格的な金額を出金しようとした段階で、処理が止まります。理由は「本人確認書類の再提出」「アカウントのアップグレードが必要」など、都度変わります。
- フェーズ4|出金のための追加支払い要求:「出金手数料」「税金の前払い」「凍結解除料」といった名目で、出金するためにさらに入金しろと要求されます。ここが最大の被害拡大ポイントです。
- フェーズ5|連絡途絶・サイト閉鎖:ドメインの有効期限が1年で設定されていることと、この段階は無関係ではありません。
フェーズ4について、はっきり申し上げます。出金するために追加の入金を求められた時点で、それ以上1円も払ってはいけません。正規の金融事業者において、出金の前提として新規の入金を求めることはありません。税金の前払いを事業者が徴収することもありません。「あと○万円払えば全額出金できる」という提案は、被害額を増やす以外の結果を生みません。
すでに入金してしまった方へ|今日から取れる5つの行動
- 1.追加入金を止める:出金のための手数料・税金・解除料の要求には応じない。ここで止められるかどうかが、最終的な被害額を決めます。
- 2.証拠を保全する:サイトのスクリーンショット(免責事項のページを含む)、管理画面の残高表示、担当者とのやり取り全文、送金明細、入金先の口座・ウォレットアドレス。サイトは予告なく消えます。
- 3.支払方法ごとの手当てを打つ:クレジットカード決済ならカード会社へ連絡し、チャージバック(支払停止の抗弁を含む)が可能か相談する。銀行振込なら振込先金融機関へ事情を伝える。暗号資産での送金は、原則として取り戻しが極めて困難であることを前提に、送金先アドレスを記録しておく。
- 4.消費者ホットライン188へ相談する:局番なしの188。海外事業者が相手でも、相談実績が集まることで注意喚起や関係機関の動きにつながります。
- 5.「返金します」という新たな連絡には応じない:被害者名簿は流通します。被害直後に「取り戻せます」と接触してくる相手は、二次被害の入口だと考えてください。
【結論】当社スタッフの最終評価|運営自身が実在を否定した先へ、資金を送る理由はない
調査結果を整理します。当社スタッフはYenno Xylos(イェンノ・ザイロス)について、利用および入金を行うべきではないと判断しました。根拠は次の7点です。
- ① 免責事項に「表示されている名称は特定の事業体・実在の個人の存在を示すものではない」「出演者はプロの俳優」と運営自身が明記している
- ② 経営陣3名(レヴァンドフスキ/オコナー/コールドウェル)の実在を裏づける外部情報が存在せず、画像もAI生成との指摘がある
- ③ シミュレーターが前提とする日利5%複利は、365日に延ばすと約5,440万倍という非現実的な数字に到達する
- ④ 「精度85%」に算出根拠・損益比・最大ドローダウンの開示がなく、そもそも開設1ヶ月未満で統計的な母数を持ち得ない
- ⑤ 「250 ¥」という通貨記号の不整合とトルコの国コード設定が、多言語テンプレートの流用を示唆している
- ⑥ 特商法表記・所在地・電話番号がなく、金融庁の登録も確認できない。運営自身が「金融サービス事業者ではない」と記載
- ⑦ 「4.7点・189件のレビュー」が表示されながらレビュー本体を1件も読めず、外部にも利用者の痕跡が存在しない
この7点のうち、①だけで十分に結論は出ます。「ここに書かれている会社も人も実在を保証しません」と自ら宣言している場所に、資産を預ける合理性は存在しません。残りの6点は、その判断を裏づける補強材料にすぎません。
AIによる自動売買という技術自体は、すでに実務で使われている確立した領域です。だからこそ、「AI」「自動」「精度○%」という語は、実在しないサービスを本物らしく見せる衣装としても非常に使いやすい。技術の存在は、その技術を名乗るサービスの実在を保証しません。判断の軸は、常に「誰が、どの国の、どの登録に基づいて、いくらの手数料で提供しているのか」に置いてください。この4点が答えられないサービスは、技術がどれほど魅力的に見えても、検討の土俵に上げるべきではありません。
【よくある質問】Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)に関するFAQ
Q1.Yenno Xylos(イェンノ・ザイロス)は詐欺ですか?
A.法的に「詐欺罪」と断定するには刑事手続きでの認定が必要ですので、当社が断定することはできません。ただし当社スタッフの調査では、(1)免責事項に「表示されている名称は実在の事業体・個人の存在を示すものではない」「出演者はプロの俳優」と運営自身が明記している、(2)経営陣3名の実在を裏づける外部情報が皆無、(3)日利5%複利は365日で約5,440万倍という非現実的な数字に到達する、(4)特商法表記・所在地・電話番号が一切なく金融庁の登録も確認できない、(5)「4.7点・189件」と表示しながらレビュー本体を1件も閲覧できないという5点が確認されました。消費者保護上きわめて重大な懸念が累積しており、入金は行うべきではないと判断しています。
Q2.すでに入金しています。出金や返金は可能ですか?
A.まず「出金するために手数料・税金・凍結解除料を払ってください」という要求には、絶対に応じないでください。これは被害額を増やす典型的な流れです。そのうえで、(1)サイト全体(特に免責事項ページ)・管理画面・やり取り・送金明細をすべてスクリーンショットで保全する、(2)クレジットカード決済ならカード会社へ連絡してチャージバックの可否を相談する、(3)銀行振込なら振込先金融機関へ事情を伝える、(4)暗号資産での送金は取り戻しが極めて困難なため送金先アドレスを記録する、(5)消費者ホットライン188と、金銭被害があれば警察相談専用電話#9110へ相談する、という順で動いてください。運営の所在国も法人格も不明なため、民事的な回収は難易度が高いことは正直にお伝えしておきます。
Q3.少額(250円程度)なら試してみてもよいですか?
A.おすすめしません。理由は2つあります。第一に、「250 ¥」という表記は英語版テンプレートの「$250」「€250」がそのまま残った可能性が高く、実際には約4万円が請求される事故が起こり得ます。表示通貨と請求通貨が食い違うプラットフォームで、金額欄を信用してはいけません。第二に、金額の大小以上に危険なのはカード情報と本人確認書類が相手の手に渡ることです。入金額が少額でも、渡した個人情報は次の勧誘リストとして再利用され、また継続課金の口座として使われる可能性があります。「少額なら試す」という判断が成立するのは、運営主体が特定できているサービスに限られます。
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暗号資産のAI自動売買は、これから先も名前と見た目を変えて出続けます。そのたびに個別の真偽を追いかけるのは現実的ではありません。覚えていただきたい判断軸は、「日利表記は365乗してみる」「免責事項を先に読む」「登録番号と所在地が書けないサービスには入金しない」の3つです。この3つを持っているだけで、次に出会う同型案件も入口で見抜けます。判断に迷われたら、送金ボタンを押す前に、当社スタッフのLINE相談窓口か上記の公的窓口へお声がけください。





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当社スタッフは消費者センターで勤務経験があり、その経験を活かしご相談にのっています。
また女性担当者なので気軽にご相談いただける環境を整えております。



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